「はじめまして」
「…何、あなた」
「吸血鬼よ魔法使いのお嬢さん?」
「何か用かしら」
「あら?驚かないのね」
「どこに驚けばいいのよ」
「それもそうね」
「…本を読みたいの用が無いなら帰ってもらえるかしら」
「また来たの」
「ええ何度でも来るわ」
「私は本が読みたいの」
「私がいたって読めるでしょうに」
「あなたが話しさえしなければね」
「どうしてここに来るの」
「吸血鬼の友達が魔法使いって素敵だと思わない?」
「私は完全な魔法使いじゃないわよ」
「今はね」
「何よそれ」
「あなたは近いうちに完全な魔法使いになる」
「なぜ言い切るの」
「そういう運命なのよ」
『私達がこれからの時間を共に過ごすのも運命』
「ねえ出かけましょう月がこんなに綺麗だもの」
「でも 私飛べないわ」
「私が飛べる」
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こんなレミパチェを想像している。
台詞ばっかりなのは最初はぼんやり漫画描こうかなーと思っていたからです。